うつ状態の不安や焦りの正体は精神疲労?!

僕はメンタル不調になって、
体調が底をついたくらいから
リワーク(復職支援)に通い始めました。

僕の病状や経過についてはこちらを。

まさか僕がうつになるなんて…~発症原因と再発予防~

リワークでは、最初の頃、
自分の病状やうつという病気を
理解するための資料読みをします。

その中で、自分にとって
すごく役になった内容について
紹介したいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

結論から言うと、
うつ状態における
強い不安や焦りの正体は、

“精神疲労”

にあるということです。

え、どういうこと?
って思いませんか。

僕はこれを読んでハッとしました。

通常(健康な人)の場合、
不安や焦りの感情は、
原因となる出来事があり、
その原因が解決することで、
不安や焦りも解消します。

ですが、うつ状態の場合、
“精神疲労”が不安や焦りを生み出すのです。
ただ、人はその原因が”精神疲労”に
あるとは気づきにくいのです。

そのため、不安や焦りの
もっともらしい原因を見つけて、
それを解決しようと必死になります。

ですが、

本質的な原因ではないため、
その原因を解決しても
不安は解消されず、
新たな原因を生み出し、
悪循環に陥るのです。

それが以前のブログで紹介した
僕の失敗行動だったということに

あとで気づきました…

あるある?!適応障害になった僕がやらかした6つの失敗

今、振り返ってみると、
僕が感じていた不安や焦りは、
現実的に起こり得るもの
であったとは思います。

ですが、健康な時は、
それを何週間、何ヵ月も
具合が悪くなる程、
引きずることはありません。

気分を切り替えたり、
適応的思考により
不安や焦りを軽減したり、
解決する方法を考え、
実行することで、
不安や焦りに適切に
対処しているのです。

ですが、うつ状態の場合、
この”精神疲労”によって、
認知や思考が歪み、
健康な時にできていた
不安や焦りへの対処が
できなくなっているのです。

つまり、うつ状態の
強い不安や焦りの一番の原因は、
“精神疲労”なのです。

それが理解できれば、
無駄にエネルギーを消費せずに、
精神疲労を解消することに専念する
ことができるのではないでしょうか。

実際に僕はこのことを知ってから
自分の身体を休めることと、
リワークに通うことに
専念するようになり、
回復の道を辿ることが
できるようになりました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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